福岡市中央区などを含む「都市型選挙区」の福岡2区。

立候補しているのは届け出順に参政党の新人・黒石裕子さん(32)、立憲民主党の前職・稲富修二さん(54)、自民党の前職・鬼木誠さん(52)、無所属の新人・沖園理恵さん(50)、共産の新人・松尾律子さん(52)、維新の新人本司敬宏さん(39)の6人です。

◆参政党・新人 黒石裕子 氏
「大好きな日本をこの福岡でちゃんと残していくぞということを、私が立つからには若者にしっかりと伝えていきたいというふうに思っています」

参政党の新人・黒石裕子さんは天神で勤務する会社員です。

自身と年齢が近い若年層や子育て世代に向けて減税などを訴え、支持拡大を図ります。

◆立憲民主党・前職 稲富修二 氏
「今回の(自民党の)脱税まがい、裏金の問題は私には許せない問題なんです。ここの福岡2区で、私を勝者にしていただけないでしょうか」

立憲民主党の前職・稲富修二さんは自民党の前職・鬼木さんに前回・前々回と敗れるも、比例復活を果たしました。

連日の辻立ちなどで無党派層の取り込みを狙います。

◆自民党・前職 鬼木誠 氏
「言い訳から始まる選挙ではなく、笑顔で前向きな選挙、子供たちに夢を与え、自信を失った日本に希望を取り戻す。そんな選挙にしていきたいと思います」

5期連続で小選挙区での勝利を目指す自民党の前職・鬼木誠さん。

自身は関与せずとも党の「裏金問題」で逆風を感じる中、防衛副大臣の活動などをアピールし、支持拡大を図ります。

◆無所属・新人 沖園理恵 氏
「既成政党にはもううんざり、政治には絶望した。そんな方、新人の沖園理恵、期待をして下さい」

食品会社社員の無所属新人・沖園理恵さんです。

食料品の「消費税ゼロ」や公立小中学校の給食費の完全無償化など、若年層への支援充実を訴えています。

◆共産党・新人 松尾律子 氏
「女性の議員を増やす、ジェンダー平等を推進する。日本共産党をぜひ大きく伸ばして下さい。私もその一人として全力で頑張ります」

共産党から立候補したのは、新人で元福岡市議会議員の松尾律子さんです。

SNSを中心に若い世代に向け、子育て支援や、最低賃金の引き上げなどを公約に掲げています。

◆維新・新人 本司敬宏 氏
「福岡の成長を止めないために、古い政治を捨て去り、未来に成長していける、そんな制度作りをしていかなければなりません」

日本維新の会から立候補した新人の本司敬宏さん。

福岡市南区出身の公認会計士で、消費税減税による可処分所得の拡大や高校教育の無償化を訴えています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。