福岡市南区の一部、筑紫野市、春日市、太宰府市などを選挙区とする福岡5区。

立候補しているのは届け出順に、参政党・新人の岡部吉高氏(42)、日本維新の会・新人の松尾嘉三氏(56)、立憲民主党・前職の堤かなめ氏(64)、無所属・新人のタコスキッド氏(48)、自民党・新人の栗原渉氏(59)の5人です。

参政党・新人の岡部氏は、神社の神職から会社員に転身した異色の経歴の持ち主です。

「国民の手に政治を取り戻す」と減税や教育改革を訴えます。

◆参政党・新人 岡部吉高 氏
「子供たちが明るい希望を持って夢を描いて暮らしていけるような世の中でなければならない」

元自民党県議で新人の松尾氏は、日本維新の会から立候補。

教育無償化や行財政改革を訴え、保守系の無党派層から票を取り込む構えです。

◆維新・新人 松尾嘉三 氏
「皆様とともに新しい世代へと新しい投資をさせていただき、皆様とともに豊かな社会を作り、豊かな日本を作っていきたい」

前回初当選を果たした立憲民主党・前職の堤氏。

候補者の擁立を取り下げた共産党との共闘で、食とエネルギーの地産地消や子育て支援などを訴えます。

◆立憲民主党・前職 堤かなめ 氏
「政治がお金でゆがめられている。自民党とお金の問題、これを許すのか、許さないのか」

元太宰府市議で現役の覆面レスラー、タコスキッドさんは、国政を変える必要があると立候補を決意。

消費税やインボイス制度の廃止を訴え、支持拡大を図ります。

◆無所属・新人 タコスキッド 氏
「皆さんの先頭に立って矢面に立って僕が戦っていきますので、皆さん、僕に力を貸してください」

自民党の新人・栗原氏は、前回の衆院選で党の公認争いに敗れ、立候補を断念。

3年間の浪人を経た念願の国政挑戦で、地方重視の政策を訴えています。

◆自民党・新人 栗原渉 氏
「国・県・市・町・村とつながる強固な連携を作っていきたいと思う」

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