衆院の額賀福志郎議長は9日午後、本会議で解散詔書を読み上げ、衆院解散を宣言した。政府は臨時閣議で「15日公示、27日投開票」とする衆院選日程を正式決定する。首相就任から8日後の解散は戦後最短。解散から投開票までは18日間となり、2021年衆院選の17日間に次いで戦後2番目の短期決戦となる。
石破茂首相は9日夜に記者会見を行い、衆院解散に踏み切った理由などを説明する予定だ。衆院選では、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた「政治とカネ」の問題や、物価高を含む経済対策などが争点となる見通し。【樋口淳也】
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