自民党は9日午前、党本部で選挙対策本部会議を開いた。衆院選(15日公示―27日投開票)の1次公認を決めた。森山裕幹事長は会合後、記者団に政治資金収支報告書の不記載があった議員のうち萩生田光一元政調会長や高木毅元復興相ら12人を公認しないと発表した。
石破茂首相(党総裁)や森山氏ら党幹部が出席した。首相は会議で「すべての同志が勝ち残ってもらえるよう全身全霊でこの選挙に臨んでいく」と強調した。不記載議員のうち4月に党の重い処分を受けたか、現在も処分が続く萩生田氏ら6人を非公認とする。
処分を受けた他の議員についても説明責任や地元の理解などを考慮して非公認とする考えを示していた。収支報告書に不記載があった議員は比例代表との重複立候補を認めない。
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