夏休み中の子供たちが市長の仕事を体験するイベントが21日、福岡県北九州市で行われました。

北九州市役所の会見室に入ってきたのは…

武内市長ではなく3人の「こども市長」です!

小学生と中学生の3人が市長になったら実現したいそれぞれの思いを発表しました。

◆小学5年生 永井明優美さん
「公民館に勉強スペースの設置や学校の体育館の開放日の設定などをして、みんなでもっと楽しく過ごせるようにしたい」

実は今回3人のこども市長が生まれたきっかけがこちら「かなえるポスト」です。

北九州市は今年5月、子供向けにかなえたいことを市へ伝えるポストを設置。

約500件の寄せられた意見をもとに第一弾として「市長になりたい」を実現しました。

厳しい質問が飛ぶこともある普段の会見とは異なり、終始和やかな雰囲気に。

会見を聞いていた武内市長も…。

◆北九州市 武内和久市長
「私の(会見の)時より盛り上がってませんでした?」

会見に参加したあと、こども市長3人は市の職員との会議など公務を体験しました。

◆小学6年生 結城日和さん
「人前で話すことも多くなってくると思うので今日の経験を生かして、これからたくさん話せるようになっていきたい」

夏休みも終わりが近づく中、子供たちにとって貴重な経験になったようです。

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