大石知事は医療法人などからの寄付を県議会議員の後援会などを通して受け取ったことが「迂回献金」にあたるという指摘について「意思はなかった」と改めて否定しました。

大石賢吾 知事
「迂回献金を受け取ろうとの意思は全くなかったし 私自身実際に、何ら金をもらっていないので県民にも理解してもらえれば」

大石知事は定例会見でこのように述べ、疑惑を改めて否定しました。

2022年の大石知事の後援会の収支報告書などによりますと、9つの医療法人からの寄付286万円を自民党の江 真奈美 県議の後援会などを通して受け取っていて、これが「迂回献金」にあたると指摘されています。

江 県議は20日に「県民に疑念を抱かせた」などとして、議会運営委員会の委員長を辞任する意向を示していました。

大石 知事
「それ(辞任)については江 県議の判断なので、私でコメントする立場にない」「私としては県政にしっかり向き合うことで責任を果たしていきたい」

会見では7月のパリオリンピックの柔道男子81キログラム級で史上初の連覇を達成した長崎市出身の永瀬貴規 選手に「県民栄誉特別賞」を贈ることが発表されました。

永瀬 選手は3年前の東京オリンピックでの金メダル獲得を受け、「県民栄誉賞」が贈られていました。

特別賞は体操の内村航平さんに続いて2人目です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。