9月12日告示され、27日に投開票される自民党総裁選で、小泉進次郎 元環境相が立候補の意向を固め、党内の動きがますます活発化しています。

自民党の総裁選挙をめぐり、小泉進次郎 元環境相が立候補する意向を周辺に伝えたことがわかりました。

小泉進次郎 元環境相:
周辺の報道ですから、ひとつひとつお答えするのは差し控える。(Q.期待の声があるが)ありがたくいただく

あるベテラン議員は「誰なら選挙に勝てるんだということだ。進次郎氏なら選挙に勝てる」と語り、党内では次の衆議院選挙の顔として期待する声があがっています。

小泉氏の周辺は「政策を細かいところまで詰めている」と準備を進めていることを明らかにしました。

菅前首相らが支援する方向です。

菅前首相の“側近”・坂井学 元官房副長官:
私個人としてはけっこう(小泉氏の立候補を)あおっている方なので、それはありがたい

一方、菅前首相と8月20日に会談したのは「夏の間、考える」と話していた茂木敏充 幹事長でした。

自民党・茂木敏充 幹事長:
日本の将来についてとてもよい話ができました

出馬に意欲を示す上川陽子 外相は訪問先のインドで思いを語りました。

上川陽子 外相:
新しい発想で国づくりをしていく必要性がある。今であるということを考えた時に、そこに飛び込もうということで決断をしたところ

これまでに正式に立候補を表明したのは小林鷹之 前経済安保担当相だけですが、石破茂 元幹事長は24日に地元の鳥取県で表明する方向で最終調整しています。

河野太郎 デジタル担当相も26日に出馬会見を行う方向で調整に入りました。

自民党総裁選は9月12日告示、27日に投開票されます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。