国民体育大会から名称が変わった「国民スポーツ大会」について、全国知事会会長の村井知事が日本スポーツ協会に見直しを要請しました。

8月7日、村井知事は国民スポーツ大会について全国知事会がまとめた見直し案を日本スポーツ協会の遠藤利明会長に手渡しました。

見直し案には毎年開催を維持した上で、開催期間の弾力化や競技施設の基準見直し、式典・競技開催費の半分以上を国と日本スポーツ協会の負担とすることなどを盛り込んでいます。

大会をめぐっては、村井知事が都道府県の財政負担が大きいなどとして、運営のあり方に疑問を投げかけ、全国知事会が議論を進めてきました。

日本スポーツ協会 遠藤利明会長
「当初は廃止もという話があったので、少し驚いたんですが、今後も持続可能な大会をといただいておりますから、しっかり議論したい」

全国知事会会長 村井知事
「前例踏襲主義ではなくて、3巡目で変わったなと、国民の皆さまに思ってもらえるような大会にしたいと思いますので、よろしくお願いします」

日本スポーツ協会は、国スポのあり方について年内にも方針を取りまとめることにしています。

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