愛媛県の松山城の城山で発生した土砂災害を巡り、関係が注目されている頂上付近の緊急車両用道路の異常で、路面には6年前の西日本豪雨の時もひび割れが起きていたことが19日に分かりました。松山市は関連性があるかどうか今後調べたいとしています。

松山市によりますと、緊急車両用道路では2018年7月の西日本豪雨の時も10メートルほどのひび割れが発生。車両が通行できないなどの緊急性はなかったため、雨水がしみこまないようにひび割れにシール材を注入し、固める修繕工事を行ったということです。

ただ去年7月の大雨による道路の傾きも同じ場所で発生していて、市は今後関連性があるかどうか、愛媛県などと立ち上げた技術検討委員会で調査するとしています。

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