サクランボの収穫最盛期を前に、農作業中の事故防止や熱中症への注意を生産者に呼びかけるキャンペーンが、寒河江市で始まった。

サクランボ農作業安全キャンペーンは、県と西村山地区の農業機械士会が毎年行っているもの。出発式には、JA関係者や県職員など約50人が参加した。

県によると、農作業中の事故は6月4日の時点で、県内で10件発生している。
このうち、脚立を使って高い場所から落ちたり、屋根へのビニールの設置作業中に落下するなど、サクランボに関する事故は8件起きている。

(園地を管理するフルーツサトー・田中岳弘専務)
「脚立にはチェーンをかけるところがあるが、しっかりチェーンをかけて脚立の脚が前に伸びないようにして、高いところでは危なくない姿勢をするよう気を付けている。大人数で収穫するので、周りの人にぶつかったりしないよう気を付けて作業をしたい」

広報車は西村山地区の園地を回り、サクランボ作業の安全を呼びかけていく。

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