保育園児が高校生と一緒に“トマト”を収穫しました。高校生が栽培した地元で人気のトマトが“採り放題”で、園児たちは夢中で袋に詰めていきました。
ハウスで栽培されたトマト!鮮やかに色づいています。こちらを収穫しにやってきたのは、高知農業高校の生徒たちと、地元の長岡東部保育園の園児たちです。これから一緒に“トマト”を収穫します。
(高知農業高校生)
「中くらいのトマトを『フルティカ』って言います。で、この一番小さいのが『アイコ』って言います。今回は、この2つを収穫していきます」
この体験学習は、地元の園児たちと交流を深めながら野菜の魅力を伝えようと、高知農業高校が地域交流の一環で今回初めて行いました。収穫するのは高校生が栽培したトマトで、園児たちは早速、お兄さん・お姉さんと一緒にトマトを手で摘みとっていきます。
(体験した園児)
Q.トマト採ってみてどうでしたか?
「うれしかった」
Q.どんなところが?
「採るところが」
高知農業高校のトマトは、栽培する際に水をやる量を減らしているため、糖度が高く「甘い味」に仕上がっているといいます。販売されている学校の周辺では“人気の一品”だということですが、14日はそのトマトが“採り放題”だということで、園児たちは、みんな夢中で袋に詰めていきました。中には、袋から溢れそうなほどトマトを収穫した園児も…
(園児)
Q.何個くらい採れましたか?
「数えていない」
Q.トマト採ってみてどうでしたか?
「楽しい」
子どもたちとの触れ合いは、高校生にとっても、“学び”が多い場となったようです。
(高校生)
「楽しいです。とりあえず楽しい。笑顔になれます。背を小さくしたり、目線を合わせたり、楽しく会話できるように、『好きな色は?』とか聞いて、知ろうとしています。みんな楽しそうで、こっちまで嬉しいです」
収穫したトマトは、園児たちが家に持ち帰って“甘い味”を堪能したということです。学校では今後もこうした地域交流を続け、農業の魅力を伝えていきたいとしています。
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