能登半島地震で被災した石川県七尾市の「のとじま水族館」から横浜市の「横浜・八景島シーパラダイス」に避難していたカマイルカ5頭が5日、帰還した。これまでに福井県や和歌山県の避難先から戻った6頭のうち2頭は展示を再開しており、残りも展示に向けた準備を進めている。
午後5時過ぎ、小雨が降る中、イルカを載せた大型トラック2台がのとじま水族館の駐車場に到着。荷台が開きイルカが姿を現すと、職員らは「おかえりー!」と歓迎した。
元日の地震で多くの設備が損壊した同館は、9種63個体を全国の水族館などに避難させた。施設の復旧に合わせて順次戻しながら、7月に営業を再開した。
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