2025年大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会の石毛博行事務総長は5日の記者会見で、来場者の大型荷物持ち込み抑止が重要課題との認識を示した。会場内に持ち込めば「歩行の妨げになる」と禁止の意義を強調。1個1万円で調整している出入り口付近の預かり所の利用料については、月内に決めるとした。

 万博では、スーツケースのような大型荷物の場内持ち込みは禁じる。インバウンドらが持ち運べば鉄道の混雑につながるとして、協会は宿泊先ホテルの預かりサービスや、乗換駅に設ける預かり所の利用を推奨している。

 石毛氏は訪日客を含む来場者について「しっかり伝わるようにPRしていく」と述べた。

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