きっかけは“間違い”電話

新潟県・岩手県・岐阜県それぞれにある“同じ名前”の小学校の子どもたちが、オンラインで交流しました。

「新潟市立 白山小学校です」
「釜石市立 白山小学校です」
「岐阜市立 白山小学校です」

24日に開催された『白山小サミット』といわれる交流で、それぞれの学校の取り組みや地域の特徴などを紹介し合いました。

この交流のきっかけは、およそ1年前に来た「一本の“間違い電話”」でした。

新潟県内の小中学校から岐阜県の白山小に電話があったのですが、会話がかみ合わなかったのです。
同じ“はくさんしょう”の間違いと気づきましたが、全国には他にも白山小があると知り、「サミットができる!」と思いついたそうです。

今年は『防災』をテーマに交流を重ねました。
2月のサミットでは、岩手県釜石市の白山小が東日本大震災の教訓を報告。
11月には新潟県新潟市の白山小が、元日の能登半島地震を受けて勉強した成果を発表しました。

「釜石市では昔、津波の被害が大きくあったこととか、津波について詳しくやっていたところがすごいなと思いました」
「他の学校も防災に力を入れているってことを知ったので、ますますやる気が出ました」
「もっといろいろな学校と交流したい」

BSN新潟放送の調べでは、全国に『白山小学校』は他に少なくとも5校ありました。
“交流の輪”がさらに広がっていくといいですね。

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