日本三大駒の一つ三春駒の発祥地で知られる工房集落、高柴デコ屋敷(福島県郡山市)にある「彦治民芸」で、来年の干支(えと)の巳(み)にちなんだ張り子の絵付けが最盛期を迎えている。丸くふっくらとした形で舌を出して笑う「笑福へび」に、10代目の橋本高宜さん(74)と息子の大介さん(41)が手作業で色を付けていた。大介さんは「手に取った方がにっこり笑って喜んでくれたらうれしい」と願いを込める。張り子作りは来年1月中旬ごろまで続き、だるまなど他の縁起物とあわせて約8000個を製作する予定。3日撮影。【時事通信映像センター】

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