師走を迎え、宮崎県三股町の「しゃくなげの森」では、おせち料理などに使われるヤマメの甘露煮と昆布巻き作りが、ピークを迎えています。

2年かけて育てられた尺ヤマメが鍋の中でぐつぐつと煮込まれ、甘い香りで包まれています。

三股町長田の「しゃくなげの森」では、お歳暮やおせち料理などに使われるヤマメの甘露煮と昆布巻き作りのピークを迎えています。

甘露煮は、体長30センチ以上に育てた尺ヤマメを骨が柔らかくなるまで3日間煮込んだもので、昆布巻きはその甘露煮に昆布を丁寧に巻き付けたものです。

甘露煮と昆布巻きは贈答用として人気が高く、県内外のホテルや料亭などに出荷されるほか、インターネットでも販売しています。

(しゃくなげの森 池辺美紀社長)
「今年も立派に育ったのでいい感じに仕上がっている。この尺ヤマメの甘露煮を楽しみにしている方もいるので笑顔を届けていきたい」

甘露煮と昆布巻き作りは来月まで続き、今シーズンは甘露煮6000本と昆布巻き3000本を作る予定だということです。

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