天皇皇后両陛下をはじめとした皇室に献上される岩手県産リンゴの箱詰め作業が27日盛岡市で行われました。

県産リンゴの献上は、1940年から毎年行われているもので、箱詰め作業が行われた盛岡市内の会場には、「ふじ」と「はるか」の2つの品種合わせておよそ120キロのリンゴが用意されました。
皇室へのリンゴの献上は、10月の「ジョナゴールド」と「紅玉」に続いて2024年2回目です。
作業は品質の優れたリンゴの生産実績を持つ県内の生産者でつくる「蛍雪会」の会員13人が行い、果実に傷が付かないように手袋をはめて一つ一つ丁寧に箱に詰めていました。

県内のリンゴは今年、夏の暑さの影響により一部で実が落ちる被害が出たということですが、献上されるリンゴは質の高い最高級のものを確保しました。
箱詰めされたリンゴは28日、県から宮内庁に届けられます。

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