新潟市水族館・マリンピア日本海で13日、毎年の“恒例行事”となっている『ペンギンの腕輪交換』が行われました。

この腕輪は、日光による変色などで劣化してしまうため1年に1度交換しています。

まずは、飼育員らが協力してペンギンを“穴の中”に追い込みます。

が、

「上、行かないで!上 行かないで!…」

意外に足が速いペンギンに、飼育員も大苦戦。

現在114羽のフンボルトペンギンを飼育しているマリンピア日本海では、飼育員3人が半日かけて、全てのペンギンの腕輪を交換していきます。

この腕輪は、個体を識別するために“必要なもの”で、繁殖技術の向上や近親交配の防止につながっています。

【ペンギンたちの様子を見ていた親子】
「一匹一匹の体調管理とかをするのに、飼育員さんがすごく大変な思いでやっているのだろうなと…」

【マリンピア日本海 飼育員 棚橋悠里さん】
「毎年この時季じゃないと、全羽のペンギンを見ることができないので、健康かな?元気かな?と…」
「『今年も元気でいてね』と思っています」

“絶滅危惧種”に指定されている『フンボルトペンギン』の、繁殖へ向けた取り組みが行われています。

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