山形県米沢市で開かれた「米沢上杉まつり」は3日に最終日を迎え、上杉謙信、武田信玄両軍の激闘で知られる「川中島の合戦」を市民ら約750人が再現した。米沢の礎を築いた上杉家の歴史などを伝承する春の風物詩。青空の下、約3万人の観客が眼前で繰り広げられる壮絶な戦いを堪能した。今年は市観光大使の空手家角田信朗さん(63)が信玄役を務めた。
火縄銃の空砲を合図に、やりや刀を持った兵士らが激突。謙信が自ら信玄に切り込む場面では、2人の一挙手一投足に大きな歓声が上がった。
上杉軍の武将として参加した男性は「練習では恥ずかしがる人もいたが、本番では激しく刀をぶつけ合うことができた」と話した。
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