2024年5月1日、「令和が始まって丸5年」を迎えました。改元当時の様子と、新元号と共に生まれたヒトや店の今をお伝えします。

2019年4月 新元号発表

菅義偉官房長官(当時)「新しい元号は令和であります」

当時のインタビュー
「令和だ、令和だ」
「平成の時はここまでは興奮はなかったけど、私も異常に興奮して」
「あーらまー 何かピンとこないね」

発表から1か月後の2019年5月1日。新元号・令和がスタート!

飲食店で乾杯したり、市役所で婚姻届け提出の列ができたり…日本中が一気に令和フィーバーになりました。

「令和初日」に生まれた赤ちゃん

この日に生まれた赤ちゃんとその両親を紹介するため、熊本市の慈恵病院での取材に応じてくれたのが野田さん一家でした。

ーーつい1時間ほど前にご出産ということで
母・野田芙由絵さん「生まれてきてくれてありがとうという気持ち、涙が出ました」
父・卓見さん「この日を狙っておりました」

令和初日に生まれたのが野田凰稀(のだ おおき)くんです。

「自分たちとは違う元号を今から生きていくんだ」

当時生まれたばかりだった赤ちゃんが、5月1日に5歳の誕生日を迎えました。

母・芙由絵さん「書類を書くときに自分たちの元号と違うのでこの子は令和に生まれてきてくれたんだ、自分たちとは違う元号を今から生きていくんだなと」

そんな凰稀くんが今、特に憧れているのが…?

凰稀くん「安倍晴明」

父・卓見さん「元気なまま、好奇心旺盛な男の子に育ってくれれば」

もうすぐ妹が生まれて、凰稀くんはお兄ちゃんになります。

物価高、仕事…暮らしの変化は?

子どもの成長だけでなく、この5年で様々なことが変わりました。

街の人
「ファミレスや食材も高くなって、ちょっときつい」
「仕事のモチベーションが子どものためになったので、そこが一番の変化」

そして、熊本の街並みも様変わりしました。

高校生「アミュプラザとかサクラマチ(熊本市の複合施設)ができて遊ぶところが増えたから楽しくなりました」

熊本市の中心部だけでなく上天草市にも、令和になって誕生したスポットがあります。

時代先取りの「憩いの場」

趣のある見た目のカラオケ店ですが…『カラオケ令和(レオ)』と読みます。

記者「店には令和の文字が使われていますが、中で歌われているのは昭和歌謡です」

平日の日中にも関わらず店内は満席です。

『カラオケ令和』は、令和元年5月24日にオープン。

令和がスタートして間もなく、知人の息子の名前が令和と書いて「れお」と読むことを聞き、店の名前を決めたそうです。

カラオケ令和 川上美鈴さん「令和になったから元号が変わったし、いいチャンスと思って始めました」

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