三重県大紀町で地震と津波を想定した避難訓練が9日、行われました。

訓練では、紀伊半島沖を震源地とするマグニチュード9.1の「南海トラフ巨大地震」が発生したという想定のもと、参加した住民200人余が高台などの避難場所をめざしました。

また、大紀町の職員や警察らは瓦礫によって人が車に閉じ込められたケースを想定した救出活動を行いました。

大紀町では、1944年に1200人余の死者が出た最大震度7の「昭和東南海地震」が発生した12月7日を「防災の日」と定めていて、来月7日には当時の地震発生時刻の午後1時40分ごろに改めて避難訓練を行う予定です。

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