高知県内各地の食品を集めた商談会が高知市で開かれ、事業者らが自慢の商品をPRしました。

この商談会は県地産外商公社と県が県産品の販路の開拓・拡大につなげようと2009年度から開催していて、2024年はおよそ130社が出展しました。東京や大阪などから参加したバイヤーたちは商品の味を直接確かめたり事業者から特徴を聞いたりして、魅力的な商品を探します。

こちらは本山町の工務店のブース。工務店ですが食品も扱っていて自慢の商品をPRしていました。

また、越知町の農園からは社長自らが参加し、ユズや文旦の果汁を使ったドリンクを紹介。バイヤーとの会話を大切にしているといいます。

(岡林農園 岡林亮太 社長)
「今年の作物の状況とか、最近どう?っていうたわいもない会話から、今年は全国的にも農作物が少ないので、ユズもしかりけっこう厳しい状況なんですけれど、その中でお互い何ができるのか一緒になって考えるのが、こういう商談会の場になると思うので、そういう会話はよくしています」

(バイヤー)
「高知は良い商品しかございません。これは自信を持って言えます。本当に皆さん小さなことから気遣って努力されているのは伝わるので、商品の良さに甘んじない店でなくてはいけないっていう自分たちへの刺激にもなります」

(県地産外商公社 戸田泰史 代表理事)
「どうしても県内は人口減少が残念ながら進んでいますので、消費のマーケットが縮小しておりますので、県外のマーケットへ打って出て外貨を稼いでいくことが高知県の産業振興に繋がっていくと考えていますので、こういった機会を積極的に設けていきたい」

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