高知県黒潮町の砂浜で『Tシャツアート展』が開かれています。打ち寄せる波と風に揺れるTシャツが調和し、訪れた人達を楽しませています。
海をバックに、潮風を受けて“ひらひら”とするTシャツ。1日から始まった『Tシャツアート展』は黒潮町入野の砂浜を美術館に見立て、様々なデザインのTシャツを展示して観賞してもらうイベントです。絵や写真、文字などのデザインをプリントしたTシャツと、企画のTシャツをあわせておよそ1000枚が、ロープにずらっとつるされています。デザインは、27の都道府県と、「JICA四国」を通じてセネガルの子どもから寄せられたものです。
午前中、強い日差しはなく過ごしやすかった、Tシャツアート展の会場。高校生たちが遠足で訪れていて、生徒たちが、写真を撮るなどして思い出を残していました。
また、地元の保育所の園児たちも会場を訪れていて砂浜は高校生や園児たちで大賑わい。
一方大人たちも、Tシャツを背景に記念写真を撮ったりデザイン一つ一つを眺めたりして楽しんでいました。
「かわいくって、色使いとかも。欲しくなりますよね、自分が着るのに…。気持ちがいいですよね、そのまま自然の中で…」
「すごくきれいで小学生の作品もあって、かわいい作品もたくさんありました」
「Tシャツを見て心を和ませて楽しんでいました。」
「なかなかないのですごくいいなと思って楽しませてもらってます。きれいな砂でいいですね。気持ちいいです。」
大方あかつき館を設計した建築家の團紀彦(だん・のりひこ)さんが審査を行い、最優秀にあたる「砂浜大賞」は黒潮町の子どもの作品、『ごめんねともだち』に決まりました。
『Tシャツアート展』は5月6日までで、3日は「大方シーサイドはだしマラソン全国大会」、4日は「砂浜ウェディング」、5日は「ビーサン飛ばし大会」が予定されています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。