ゴールデンウィーク後半、車で知らない場所に行ったり、運転そのものが久しぶりだったりする方もいるかもしれません。車のトラブルを未然に防ぐ対策をJAFのセーフティアドバイザーに聞いてきました。
ゴールデンウィークなど人出の多い時期になると、車のトラブルが発生しやすいといわれていて、JAF高知支部でもロードサービスの要請が増加する傾向にあるといいます。
JAF高知支部によりますと2023年度県内の一般道で最も多かった車のトラブルは「バッテリー上がり」。そのあと、パンクなどの「タイヤ関係」「落輪・落ち込み」と続きます。
どういったことが原因でこれらのトラブルが起きるのか、JAF高知支部のセーフティアドバイザーに聞いてみました。
(JAF高知支部 セーフティーアドバイザー 森勇人さん)
「(バッテリー上がりは)室内灯であったりライトの消し忘れなどが原因としては多い。中にはエンジンを切ったまま(車内で)テレビを見ていたり、ラジオを聞いていたり、ライトがついていたりするとバッテリーが充電されないので気が付いたらバッテリー上がりになっていたということもある」
バッテリー上がりを防ぐにはとにかく確認を徹底することが重要です。
(JAF高知支部 セーフティーアドバイザー 森勇人さん)
「バッテリーに関してはライトの消し忘れということで、車を降りる際にしっかりとライトが消えているか、ハザードランプが消えているかをチェックしていただけたら」
高速道路での車のトラブルについては一般道では2位だった「タイヤ関係」がトップになっています。
タイヤの空気圧が適正でないことが原因ですが、車によって適正な空気圧は違います。どうやって適正値を知ればいいのでしょうか。
(JAF高知支部 セーフティーアドバイザー 森勇人さん)
「タイヤの適正空気圧は、運転席側のドアを開けていただいて、こちらの部分に書かれていることが多い」
また、タイヤの摩耗具合を把握しておくことも重要です。
(JAF高知支部 セーフティーアドバイザー 森勇人さん)
「タイヤの溝はスリップサインで確認をする。タイヤの溝の中で、少し盛り上がった部分がスリップサイン。この場所までタイヤがすり減っているとすぐに交換しなくてはいけない状態」
お出かけ前にしっかり確認して、トラブルのない楽しいゴールデンウィークを過ごしたいですね。それでも万が一トラブルが起きてしまった時には、JAFは「落ち着いてロードサービスに連絡してほしい」と呼びかけています。
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