今週は、SDGsを考える1週間「地球を笑顔にするWEEK」。

きょう(5月2日)は、熊本県の山鹿(やまが)市が始めた新たな取り組みを紹介します。

山鹿市がボランティアの清掃活動用として、新たに作ったゴミ袋。

通常のものと比べると「透明度」や「質感」に違いがあります。

実はこのゴミ袋。材料の一部に植物由来のバイオマスプラスチックが使われています。

石油系プラスチックの使用量を減らし、『二酸化炭素の排出量を削減するのが狙い』です。

さらには。

山鹿市環境課 竹丸泰行さん「海外輸入に頼ることなく、国産のバイオマスプラスチックという注目されているものを使わせてもらいました」

原料は廃棄される国産の米。

多くのバイオマスプラスチックが原料とする、輸入したトウモロコシやサトウキビより、世界情勢や為替相場の影響を受けにくいといいます。

ただ、課題はそのコスト。

現在はまだ、作るのに通常のものの約4倍の費用が掛かるということです。

山鹿市は今回、2万枚を作り使用した感想などを市民から聞き取る予定です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。