東京国税局が29日、管内の東京、千葉、神奈川、山梨の1都3県の清酒や焼酎の品質を評価する酒類鑑評会の表彰式を開いた。124点の出品があり、延べ44蔵元を優等賞に選んだ。同局によると、清酒は温暖化の影響で米が硬いなど製造管理が難しかったが、現場の技術で良質の清酒が多く出品された。
清酒の全4部門で受賞した太冠酒造(山梨県南アルプス市)の大沢慶暢社長は「熟成して良い酒になった」と話した。
東京・伊豆諸島の「東京島酒」は今年、地域ブランドとして農林水産物などを保護する地理的表示(GI)に焼酎として指定。宮原(東京都新島村)の宮原淳代表は「GIに加え、今回も選ばれ光栄」と話した。
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