先日のプロ野球ドラフト会議でDeNAから4位で指名された高知ファイティングドッグスの若松尚輝(わかまつ・なおき)投手に、29日、球団が指名の挨拶に訪れました。

29日朝、高知ファイティングドッグスの球団事務所を訪れた、横浜DeNAベイスターズの長谷川竜也スカウト部長、八馬幹典スカウト部グループリーダー、欠端光則スカウトを、若松投手が自ら出迎えました。

(若松尚輝 投手)
「この度は、ドラフト指名していただきありがとうございます。きょうはよろしくお願いします」

若松投手は、24日のプロ野球ドラフト会議で、横浜DeNAベイスターズから4位で指名されていて、29日、横浜DeNAベイスターズのスカウト陣が、ドッグスの球団事務所に指名のあいさつに訪れました。

(スカウト)
「4巡目まで、けっこうヒヤヒヤした?」
(若松投手)
「ヒヤヒヤしました…」
(スカウト)
「(夕方)5時くらいに始まって、6時半?もっと後だったもんね」
(若松投手)
「はい」

北海道出身の若松投手は、2023年に入団した2年目で、大学3年時に投手に転向しながら最速152キロを投げる本格派右腕です。投手経験が浅いながら、ドッグス史上最高のドラフト「4位」で指名されていて、ベイスターズも高い期待を寄せています。

(横浜DeNAベイスターズ 欠端光則(かけはた・みつのり)スカウト)
「本当にうちに来てくれるのかな?と思っていましたけど、すごく手ごたえがあった、というか、『来てくれる』ということで、すごく戦力になるなと感じています。真っすぐの質、コントロール、変化球のキレ、そういったところが抜群だったので『将来エースになれるな』という感じで見てましたから、うちに入ってきて、必ずエースになってくれると思います」

「若松投手をあわせて7〜8回視察しましたが、1番最初はブルペンで投球しているところを見たんですけど、その時に『コントロール・球のキレが良いな』と感じていて『これはゲームが楽しみだ』と思っていました。球のキレが一番良く、変化球もコントロールが良い、"三振をとれるピッチャー"になるのではないかと思っています。また、ゲームで投げている姿だけではなく、ゲーム行くまでの姿。しっかりキャッチボールをするとか、試合をしっかり見てチームメイトを応援できるとか、準備をしっかりできるとか、そういう態度も見ながら評価させていただきました。ドラフト4位指名は、うちの評価。『それだけやってくれる』と確信しています。先発・中継ぎ、どちらもできると思いますが、個人的には、先発で1年間ローテーションを守れるピッチャーになれると思っています」

横浜DeNAベイスターズ・三浦大輔監督のサイン入りIDカードが贈られた。

(高知ファイティングドッグス 若松尚輝 投手)
「きょう指名のあいさつをいただいて、本当に『プロ野球選手になったんだな』という実感が少しずつわいてきました。なかなか、プロの超一流・第一線でも成し遂げられるものじゃないと思うんですけど、1年目から食らいついて結果を残せるように、そういうピッチャーになりたいです」

若松投手は、11月中にもベイスターズと仮契約を結ぶ予定です。

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