バスケットボールB2の富山グラウジーズ、5日はホームで開幕戦を迎え富山の誇りを取り戻す新シーズンが始まりました。

最短でB1復帰へ…。富山市総合体育館で行われた神戸ストークスとの開幕戦には、4200人を越えるブースターが集結しました。

その声援を力に…。富山一丸で挑む負けられない戦いです。

試合開始早々、新指揮官が掲げる強度の高いディフェンスと、アップテンポなダビーバスケを体現。新外国籍選手の挨拶がわりの豪快なダンクも!

昨シーズンとは一味違う、連携の取れたバスケに会場が沸きます。

しかし、この日はフリースローがことごとくリングに嫌われ、流れを掴みきれません。神戸の攻撃も止められず、試合は、白熱したシーソーゲームになります。

3点リードを許し、追いかける後半。

気を吐いたのが、在籍8年目、グラウジーズでの苦楽を知る宇都でした。果敢にリングにアタックし得点を決めると、アシストも連発。

長年共にグラウジーズを支える水戸とのホットラインも!

しかし、試合は終盤まで息をのむ展開が続きます。

残り28秒で1点リード。

緊張感がピークに達する中、終了間際に、痛恨のミス。

絶対絶命の場面でフェルプスが豪快にブロック!そして富山グラウジーズは86対85で神戸ストークスを下し、劇的なビッグプレーでリーグ戦272日ぶりの勝利を掴み取りました。

この試合のヒーローに選ばれた宇都はー

宇都直樹選手「皆さんにこの勝利をお見せするためだけに頑張ってきたので、本当によかったなと思います」歓喜と涙の、大きな一勝になりました。

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