高知県三原村の中学生たちが高知市で村の特産品を販売しました。自分たちで値段交渉をして仕入れた商品には、三原村の魅力がたくさん詰まっています。

高知市で三原村の特産品を販売したのは三原中学校の全校生徒、17人です。三原中学校では5年ほど前から、修学旅行先で生徒が特産品を販売して村をPRする取り組みを行っていて、2023年からは高知市でも販売しています。

商品は生徒たち自身が、生産者と数や値段を交渉して仕入れました。特産のししとうや甘酒など、8品目を販売。自分たちが考案したレシピの紹介や試食も行い、三原村の魅力がたくさん詰まった特産品を積極的にアピールしていました。

(生徒)
「ししとうは辛くないように作られていて100円なのでお買い得です」

(三原中学校2年 武田知夏さん)
「業者さんに聞いたことを工夫して言い方を変えてみたりとか、自分たちで考えたことをたくさん言うようにしています。私はもっと三原村のことを知ってもらいたいと思ったし、これから外に出ていく機会が増えたので、もっとこれからも(三原村の魅力を)広めていきたいなと思いました」

(購入した人)
「(三原村の甘酒は)何年か前に買ったことがあるんですよ。きょうこの機会があったから買いました」

商品は販売開始から2時間余りで完売しました。三原中学校は今後もこの取り組みを続け、村の魅力をPRしたいとしています。

11月3日、三原村で「どぶろく祭り」が開かれます。三原中学校の生徒たちは「太刀踊り」を披露し、村の魅力をPRする予定だということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。