日本一のお風呂好き!?人口10万人あたりの公衆浴場の数が全国1位(23.0か所)で最も多い青森県。温泉地の数では全国5位(125か所)、湧出量は全国第4位(138.6L/分)と温泉の宝庫でもあり、車に風呂道具を積んでいつでも温泉や銭湯に行けるようにいる県民も多い。そんな青森の温泉や銭湯までミュージシャン&芸人・ワハハ本舗のタマ伸也さんがドライブするシリーズ『あおもりドライ風呂』。
タマさんは、田舎館村(いなかだて・むら)の『道の駅いなかだて』で案内役と待ち合わせ。交代制となっている案内役、今回は十和田市在住のお笑い芸人・松竹芸能所属の斗澤やすあきさんです。
さて、目的地の温泉は?
斗澤やすあき さん
「今日はですね、『平川(ひらかわ)温泉』に行きます!そこのお風呂が、とにかく、とにかくあっついお湯なんですよ」
タマ伸也 さん
「もう若手じゃないんだよ!」
あきらめてお湯に浸からないで帰る人もいるんだとか。でも、これから青森は寒い冬を迎えますし、例年10月には『八甲田』と『岩木山』で初冠雪、11月には里でも初雪の便りが届きますから、あっつ~いお湯が恋しくなります。それでは~、レッツドライ風呂~!
温泉の前に恒例の“寄り道” 熱い食べ物で熱さに慣れよう作戦
激熱の温泉を制するために、2人は寄り道をしました。やってきたのは、“あっつい料理”が食べられるという黒石市(くろいし・し)の『チャイナ食堂 彩菜房(さいさいぼう)』です。「熱いものを食べて体を熱さに慣らしたい」という斗澤さんの作戦なのだそう。
中華一筋25年の店主が作る本格的な中華料理が、リーズナブルに楽しめると人気のお店。
そんな『彩菜房』でいただく“熱々メニュー”は?
店員さん
「お待たせしました。『五目あんかけラーメン』です。熱いので気を付けてください」
『五目あんかけラーメン』(990円)は、たっぷりの具材にこだわりの“だし”が決め手の一杯です。
タマ伸也 さん
「いただきます!うまっ!俺、全然いけるよ」
斗澤やすあき さん
「熱いけど、うまい!麺の細さがベストですよ、あんかけとよく絡んで」
タマ伸也 さん
「これ、野菜がいっぱい入っているね。熱々のメニューを用意してくれたけど、俺はストライク!」
あっついものを食べて熱さに慣れようという斗澤さんの作戦でしたが、タマさんは“熱い”よりも“うまい”が先に来たそうです。
タマ伸也 さん
「これが食べられたなら(平川温泉に)入れるかも」
これまでにも『ドライ風呂』では熱い温泉が何度か登場していますが、今回は一体、何℃のお湯なんでしょう?それでは、あっつ~い温泉へ!
フロントはレトロ『平川温泉』 どれほど熱いか常連客に聞くと…
残念ながら『熱々の料理を食べて体を熱さに慣らす』斗澤さんの作戦どおりには進まず、2人ともおいしく食事をして『平川温泉』へと向かうことに…。
斗澤やすあき さん
「熱いぞ熱いぞって思って入ったら、意外と『あれ?気持ちいいぞ!』ってなるかもしれないですよ」
タマ伸也 さん
「芸歴28年の熱々風呂を見せてやる!」
車を走らせること10分。『公衆浴場 平川温泉』に到着しました。住所は田舎館村なのに、隣接している市『“平川”市』と同じ温泉名ですが、近くを流れる一級河川『平川』に由来しているのだそうです。
中に入ると、タマさんが一言。
タマ伸也 さん
「すごいね。なんかシンプルっていうか、渋い感じが。“内観ソムリエ”としては星300です」
あれ!?今までは自称“外観ソムリエ”だったタマさん。今回は、内観にもグッときちゃったようです。
それでは、“熱湯(あつゆ)ファン”必見!あっつい温泉へ、レッツ入浴~!
ちなみに、毎日来るという常連さんによると…
常連客
「(体感は)だいたい50℃くらい。入れたらすごいよ!(私は)ここ(肩まで)まで浸かって30秒くらいしかもたない」
常連さんでも、もって30秒の熱々風呂。果たして2人は入ることができるのか!?
源泉かけ流し激熱温泉 “あんかけ”作戦の効果は?
【入浴料】
大人 350円
小学生 150円
幼児 60円
タマ伸也 さん
「これが『平川温泉』か~。渋っ!浴槽が2つあるね」
斗澤やすあき さん
「向かって左側が47℃の熱湯です」
“熱湯”の温度は47℃!さて、47℃の熱湯VS芸歴28年のタマさん、その勝負はいかに~?
タマ伸也 さん
「ア゛~!あっちぃ!あっちぃよ、お父さ~ん」
熱湯について教えてくれた常連客のお父さんの姿が脱衣所に見え、浴槽から手を振る2人。
斗澤やすあき さん
「これ、動かない方がいいのかな?動かない方が…」
タマ伸也 さん
「早く!早く入ろう。あ~これ、芸人じゃなきゃ無理だよ…あ~あっちぃな~熱~」
ものすごく身構えした2人でしたが、思ったよりは、すんなりと入れました。肩まで浸かって30秒以上入っている気がします。
タマ伸也 さん
「俺さ、やっぱ今日の『五目あんかけラーメン』もそうだけど、なんか大丈夫だった」
斗澤やすあき さん
「やっぱ『五目あんかけ』が良かったのかな?」
さすがはタマさん!…と思っていましたが、スタッフが「カット」の声をかけると、すぐに熱湯から退散して水風呂へ。
タマ伸也 さん
「さっき音声さん何って言ってたと思う?“すごい頑張ってるな”って。俺たち、頑張ってるな」
芸人魂なのか、47℃の熱湯もすんなり入れた2人。タマさん、1年前に訪れた風間浦村にある※『下風呂温泉 海峡の湯』を覚えていますか?
同じく47℃の“激熱風呂”に挑戦した際は、“今までで一番の山場”と言って掛け湯であきらめて、一度水風呂に退避してから再挑戦していましたよ。
※記事はこちら➡「昭和の文豪を魅了した“本州最北の温泉郷”で「2つの源泉」と「激熱風呂」を堪能」(2023年9月6日放送)
このあと、隣の『ぬる湯』へ移動。『ぬる湯』と言っても約45℃で熱めの温泉です。それにしても、なんでこんなに熱い設定にしているのでしょうか。
タマ伸也 さん
「番台にいた女将さんに聞いたら、“源泉のまま引っ張ってきて”途中でちょっと冷めて47℃ぐらいになっているらしいよ」
『平川温泉』は、49.5℃の源泉をかけ流している温泉。
それを水で調整できるようにはしていますが、そのまま入る“熱湯ファン”が多いようです。
【泉質】アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)
【効能】神経痛、筋肉痛、病後回復など
タマさんの芸歴28年の根性が見えた今回のドライ風呂。
いかがでしたでしょうか!?
これにて、温泉・銭湯37軒制覇!次はあなたの街に行くかもしれません。
青森テレビ「わっち!!」月~金曜夕方4時25分から
「タマ伸也のドライ風呂」2024年10月2日(水)放送回より
~施設情報~
「公衆浴場 平川温泉」
【住所】田舎館村大袋樋田3
【営業時間】6:00~21:00
【定休日】毎月10日、20日、30日(日・祝日の場合は翌日)
【入浴料】
大人 350円
小学生 150円
幼児 60円
「チャイナ食堂 彩菜房」
【住所】黒石市中川篠村43-1
【営業時間】11:00~14:00/17:30~21:00
【定休日】木曜日
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