大分県佐伯市宇目で、この時期限定の栗スイーツ『唄げんか焼き』の販売が始まりました。秋の味覚がぎっしり詰まった手作りの味を求めて、連日多くの客が訪れています。
特産の栗を使った佐伯市宇目の名物『唄げんか焼き』を作っているのは、地元にある「栗の実工房」です。代表の小野亮さんはこの時期、母親の京子さんとともに毎日朝4時から鉄板に向かいます。
小野亮さん「栗と砂糖しか使ってないので、栗本来の味を楽しめるので一番のおすすめです。あんこは全部手作りなので、作れる量に限界があります。その年の栗の量にもよりますし、今年は比較的よくとれています」
栗あん作りは、地元の人を雇って手作業で行います。ポイントは栗の実の取り出し方。つぶを残すことで、栗のゴロっとした食感を味わえます。大鍋の前でかき混ぜながら煮詰めていきます。
小野亮さん「一つ一つ手作業でしないとペースト状になってしまうので、それでは栗の食感が残らないんです」
『唄げんか焼き』は10月5日から道の駅宇目でのみ、常設販売されています。価格は1パック3個入りで810円。この日も開店と同時に、多くの客が訪れ家庭用に、お土産用にと買い求めていました。早い時は10分程度で売り切れるそうです。
客「初めて食べるんです。去年から楽しみに待っていた」「季節限定のものだから買いたい」「栗の粒がゴロっといっぱいあっておいしい」
小野亮さん「栗だけ使っているというのは多分ほかにないと思う。宇目の栗をたくさん使っているので、宇目の秋の味覚を楽しんでほしい」
特産の栗を使ったご当地和スイーツ『唄げんか焼き』。秋ならではの味覚が今年も多くの人を笑顔にしています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。