ジビエ食材として、近年よく耳にするようになった「シカの肉」。
でも、どこで売っているのか・・・分からないですよね?
ところが、ある道の駅にお手軽にシカの肉が帰る自販機があると聞き、現地に赴きました。


こちらは岩手県雫石町にある「道の駅・雫石あねっこ」。
地元の新鮮野菜や特産品を販売する産直施設として、温泉施設として人気です。
この施設の入り口付近をよく見ると・・・

自販機に「鹿肉」の文字がいっぱい!

これが昼でも夜でも気軽にシカの肉が買える自販機です。

なになに、山賊焼き?寒こうじ漬?
どれもかなり「こだわり」を感じます。

この自販機は2023年12月、この道の駅に設置されました。
設置当初、珍しさから爆発的な売れ行きだったそうです。
以後は少し落ちつきましたが、安定して売れている、とのこと。

早速、購入してみることに。
私は「鹿肉ロース」をセレクト。1500円です。

出てきました。冷凍です!包み紙がちょっとおしゃれ。

そしてこれを自宅に持ち帰り、家人に調理してもらいました。
それがこちら。
「シカ肉のオリーブオイル焼」です。

ではいただきます。
豚や牛に比べると、歯ごたえがあります。ただ、硬いというほどではありません。
「ジビエ特有の臭みはあるのか」気になるところですが、臭みのようなものはまったくありません。噛むとワインのような良い香りを感じるぐらいです。

おいしいです。

お肉についてのこだわりを、この自販機を展開している「MOMIJI株式会社」の広報担当、藤原悟美さんにお聞きしました。

藤原さん「自販機で売られているシカのお肉はすべてプレミアムなもので、捕獲から処理までかなりこだわっています。個体は4歳以下のメスか、3歳以下のオスの肉です。弊社では農林水産省の『国産ジビエ認証』を取得していますので、安心してお求めいただけますよ」

なるほど、それでくせのないおいしいお肉なんですね。

この道の駅の自販機の並びでもひときわ目を引く「シカ肉の自販機」。

これからも道の駅を訪れる人にジビエの魅力を伝え続けていきます。

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