自転車に乗って青森県内を中心に各地の魅力を紹介する「走街!(そうかい)ちゃり日和」。小野寺紀帆アナウンサーとリポーターの我満紗千子さんは今回、青森県を飛び出して秋田県大館市にやってきました。久しぶりの県外です。

青森市から大館市までは、高速道路を使って約1時間半で行ける距離です。旅のコースは、JR花輪線の『大滝温泉駅』の前から大館市中心部に向かって自転車をこいでいきます。

それでは、きょうも元気にちゃりGo!!

神社に『足湯』とっても熱い美人の湯

『大滝温泉駅』を出発してまもなく、足湯を発見しました。『大滝温泉 鶴癒の足湯』です。

我満紗千子リポーター
「ちょっと大滝温泉を体感したいね」
小野寺紀帆アナウンサー
「入りますか?」

ということで、足湯に入ることに。こちらの足湯は、『大滝薬師神社』の鳥居の手前にあります。その昔、大滝温泉を“医薬の神様”として信仰し、薬師堂を建てたといいます。足湯の前に、まずは、お参りをすることに

『大滝温泉』は、807年の八幡平焼山の噴火によって湧出した秋田地方で最も古い時代に開発された温泉。そんな歴史ある温泉の足湯に、さっそく浸かってみます。

我満紗千子リポーター
「うわ~しみるね~」
小野寺紀帆アナウンサー
「これは~熱いですね!」

お湯の温度は、かなり熱めだったそう。ここで、ディレクターからある情報が!

ディレクター
「美人の湯らしいよ」

そう言われたものの、小野寺アナは足をお湯から上げてしまいました。

小野寺紀帆アナウンサー
「我慢できない、あっつい。(足が)赤くなってる!」
我満紗千子リポーター
「熱いけど、これ美人への近道だから」
小野寺紀帆アナウンサー
「すごい我満さん、さすが」
我満紗千子リポーター
「今、足から美しくなっているから。いいのね?諦めて。私だけ美しくなっていくから」
小野寺紀帆アナウンサー
「嫌だ、頑張る!」

そう言って、小野寺アナも再び足をお湯の中へ。2人とも足を真っ赤にしながら『大滝温泉』の足湯を楽しみました。

小野寺紀帆アナウンサー
「足がポカポカしています。まだ気持ちいい」
我満紗千子リポーター
「足が軽くなったね。今日は絶好調にこげそうだ」

足湯で足が軽やかになった2人は、国道103号沿いを走行。すると、“果物の直売所”を見つけました。

まもなく創業100年の老舗菓子店で“バナナ最中”を買い占め!?

国道103号沿いで見つけた果物の直売所、立ち寄ってみましょう!旬を迎えている和梨『幸水』を試食させていただくことに。

小野寺紀帆アナウンサー
「果汁あふれる!甘ーい!」
我満紗千子リポーター
「本当だ、すごくジューシー」

大館市の北部にある中山地区は、梨の産地として100年以上の歴史があるのだとか。ここで育った梨は『中山梨』として全国に発送されているそうです。

我満紗千子リポーター
「なかなかずっしり重いけど…」
小野寺紀帆アナウンサー
「これを背負って今日は17キロのちゃり旅ですよ」

我満リポーター、梨をお買い上げ。重くなったリュックサックを背負って直売所を後にします。この先も国道103号沿いには、しばらく梨の直売所が続きました。さすがは梨の産地です。

さて、市街地を目指してペダルをこいでいると、我満リポーターが気になるお店を見つけました。

我満紗千子リポーター
「ちょっと待って小野寺さん!ここに寄りたい!『煉屋バナナ』のところ。私、ここの“バナナ最中”が大好きなの」

立ち寄ったのは、『煉屋(ねりや)菓子舗』です。昭和2年(1927年)創業。まもなく誕生から100年の節目を迎える大館市の老舗菓子店です。店内に入ると、さっそく我満リポーターの大好物だという『大館銘菓 煉屋バナナ』がありました。バナナ風味の餡が入った最中で1個162円。

ほかにも、夏は『くずアイス』(1個226円)が人気で、12種類とフレーバーが豊富です。

買い物の最後にお店の方と記念撮影。なんと、『わっち!!』を見てくださっているんだそうです。大館市では、ケーブルテレビでATVの放送をご覧いただけるのだそうです。

さて、我満リポーターは『煉屋バナナ』を購入して、さっそくお店の外でいただきました。
我満紗千子リポーター
「うわ~バナナのいい香り。すごく滑らかで、上品なバナナの風味が口いっぱいに広がる」

小野寺アナが購入したのは『くずアイス』です。ブルーベリーの果肉がたっぷり!
小野寺紀帆アナウンサー
「いただきま~す。想像以上にブルーベリーがたっぷり入っています。モチモチした食感で、何より溶けて垂れてこないのがいいですね」

ちなみに、我満リポーターは大好物の『煉屋バナナ』を2箱お買い上げ。さらにそのあと7箱買って、帰宅してからもゆっくり味わったそうです。

スイーツを楽しんだ後は、『秋田犬(あきたいぬ)』に会いに行きます!

ふわふわの秋田犬にメロメロ~!ゴールでは比内地鶏料理を堪能

自転車をこいでいると、進行方向の右手に『大館市役所』が見えてきました。
小野寺紀帆アナウンサー
「先日、なんと“全国最年少の市長”がここから誕生したんですよ。青森工業高校出身の27歳!」
我満紗千子リポーター
「27!?27!?27歳で市長?私は27歳のときに何していたかな~」

大館市役所を通り過ぎて、『長木川』にかかる橋を渡ります。旅をした2024年9月12日は晴れて青空が広がり、右手方向に見える山『鳳凰山』には『大』の文字がくっきり見えました。これは、大館市の夏の風物詩『大館大文字まつり』の跡。まつりの日は、花火大会も同時に開催され、鳳凰山には 『 大 』 の火文字が浮かび上がり、大館の夏を彩るのだそうです。

さて、たどり着いたのは、JR大館駅の向かいにある『秋田犬の里』です。こちらでは、秋田犬に会うことができます。

秋田犬に会えることを楽しみに館内へ。入館料は無料で、開館時間は午前9時から午後5時までとなっています。『秋田犬(あきたいぬ)』は、国の天然記念物に指定されている6犬種の1つです。『秋田犬の里』は、そんな秋田犬と大館市の魅力を発信する拠点となっています。

我満紗千子リポーター
「いた、いた!大きいね」

『秋田犬展示室』は、月曜日を除く午前9時半から午後4時45分までの間、複数の秋田犬が交替でやってきます。この日は、毛の色が真っ白なメスの『雪月(ゆづき)ちゃん』がいました。“年中無休の食いしん坊”なんだそうです。

秋田犬に質問したいことを『質問ボード』に書いてスタッフに見せると、答えてもらえるということで、我満リポーターが質問を書きました。「カレシはいますか?」の質問に対しては「彼氏はいません。募集中」との回答でした。

この日は、特別に少しだけ間近で会えるチャンスをいただきました。2人がふれあったのは、雪月ちゃんと同じく白くてふわふわの『想空(そら)くん』です。2024年2月4日に生まれた男の子で、10月4日で8か月を迎える看板犬です。そして、10月5日(土)にいよいよ展示室デビューします。今回はひと足早く対面させていただきました!

小野寺アナがえさを片手に“おすわり”や“お手”と言うと想空くんはしっかり応えてくれました。
※通常「ふれあい」は行っていません

次は、ランチを求めてペダルをこぎます。お腹を空かせた2人がやってきたのは、『とりびあん』。比内地鶏の料理が食べられるお店です。

比内地鶏の親子丼が人気なのだそうです。小野寺アナが注文したのは、『親子丼セット』(1250円)。親子丼とラーメンがセットになっています。
小野寺紀帆アナウンサー
「親子丼、オープン!とろとろ~」

一方、我満リポーターは、『とりびあんセット』(1500円)を注文しました。こちらは、大館名物のきりたんぼ鍋と親子丼のセットです。
我満紗千子リポーター
「グツグツのきりたんぽ鍋だ~」

それぞれ、どんなお味なのでしょうか?
小野寺紀帆アナウンサー
「親子丼の卵そのものの味もす~ごく濃厚。ラーメンは、比内地鶏のガラでだしをとったスープで旨みたっぷり!」
我満紗千子リポーター
「きりたんぽがモッチモチ!お米の甘さが広がっておいしい。だしもいい!」

もちろん、きりたんぽ鍋のだしも比内地鶏。比内地鶏を満喫させていただきました。これにて、本日のちゃり旅はゴールです。
秋田県大館市のちゃり旅では、素敵な出会いとたくさんのおいしいものがあり、心もお腹も満たされた旅となりました。

次回も、お楽しみに~!

青森テレビ「わっち!!」月~金曜夕方4時25分から
「走街!ちゃり日和」2024年9月25日(水)放送回より


~施設情報~
「大滝薬師神社」
【住所】秋田県大館市十二所町頭
※「鶴癒の足湯」は神社の境内(鳥居の手前)にあります

「煉屋菓子舗」
【住所】秋田県大館市泉町4-3
【営業時間】8:30~18:00

「秋田犬の里」
【住所】秋田県大館市御成町1丁目13-1
【開館時間】9:00~17:00
【休館日】年末年始
◆「秋田犬展示室」
【展示時間】9:30~16:45
【休み】月曜日(祝日の場合は翌平日)
※展示中は随時、秋田犬の休憩時間(15分程度)があります

「とりびあん」
【住所】秋田県大館市清水1丁目1-20
【営業時間】11:00~14:00
【定休日】土曜・日曜

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