高知県にある馬路村が大手デジタル関連企業「DMM.com」が地域活性化の取り組みを加速するため、包括連携協定を結びました。

馬路村は、全国展開するユズ加工品など村独自の強みを活かし、村一丸となって地域活性化の取り組みを進めていています。一方、DMM.comは、2019年から「DMM地方創生」として地方創生事業に参入していて、「地域に貢献する持続可能な事業を生み出す」ことを目指しています。

今回の協定締結は、より一層の産業振興を目指す馬路村が、最新のデジタル技術を持つDMM.comに協力を求め、実現しました。

(馬路村 山﨑 出 村長)
「協定をもとに、全国的な模範となるように進めていけたら。産業振興、住民の福祉向上につなげていけるようなデジタル化になれば」

(DMM.com 地方創生事業部 戸崎 康之 副部長)
「ただ協定を締結して終わりとはならずに、あくまで、スタートラインと思っているので、これから具体的な施策、実現するべきことをしっかりと協議しながら、我々が全力で伴走させていただきたい」

締結式の後、馬路村をPRするイベントが開催され、DMM.comで働く社員150人以上がユズ製品を購入したり丸太切りを体験したりして、馬路村や高知の文化に触れました。

(参加者)
「ユズがきいているお寿司を初めて食べたんですけど、めっちゃおいしかったです。めっちゃ合ってました」
「(馬路村に)行ってみたいなと思いました」

馬路村は、協定の締結により、産業振興や福祉など、デジタルトランスフォーメーションによる村の発展に繋げたいとしています。

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