広島県福山市の音楽ホール「リーデンローズ」の開館30周年を記念して、NHK交響楽団で活躍した 篠崎史紀 さんが、音楽大使に就任しました。

バイオリニストの篠崎さんは長年、NHK交響楽団でコンサートマスターを務めた、日本を代表する音楽家です。記者会見を前に、福山市の 枝広直幹 市長を訪ねました。自身もバイオリンを弾く枝広市長とは、こんな会話も…。

福山市 枝広直幹 市長
「N響のコンサートマスターを務められるのは定期演奏会の中で何プログラムぐらい?」

篠崎史紀 さん
「在籍中は年間に120回ある演奏会のうちの、だいたい50回くらいですね」

ドヴォルザークの曲など話題に尽きませんでした。

篠崎さんの音楽大使としての活動は、リーデンローズの登録アーティストや、福山市や周辺市町の子どもたちへの技術指導を想定しているということです。

篠崎史紀 さん
「実際、自分が今振り返ってみると、世界中に友だちができた。これを一つでも子どもたちに伝えて、夢を持って歩んでもらいたい」

そして、記者から、福山の印象について尋ねられると。

篠崎史紀 さん
「(福山は)ものすごく、いろんな文化があるような場所にも見える。まず、すごいホールがある」

篠崎さんの任期は2025年3月末ですが、2025年以降も継続して関わる予定です。

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