アユを捕まえる伝統漁法の一つ、投網漁を高知県四万十市の中学生が体験しました。

投網を体験したのは中村西中学校の1年生、60人です。伝統漁法を伝え、環境や生き物への関心を高めてもらおうと四万十川中央漁協が毎年、行っています。

束ねた網を腕に抱えて川に入り、教わりながら網を打つ、生徒たち。囲いの中にはおよそ400匹のアユが放されていて、群れに向けて上手く網を広げられるかがポイントです。

投網は川舟から打つことが多く、きれいな弧を描いて広がるようになるには大人でも数年かかるといいます。

(生徒)
「ちょっと難しかったです。意外ととれたなと思います」
「とてもアユの力はすごいなと思いました。(とれて)とてもうれしいです」

捕まえたアユは炭火で塩焼きに…。生徒たちは香ばしく焼けたアユを味わいました。

(生徒)
「めっちゃ、うまいです」

生徒たちは、伝統漁法の難しさと川の恵みを全身で感じたようです。

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