小学生の実践的な英語教育を充実させようと広島市の高校生が発案したモデルルームが完成しました。きょうは、小学生を招いて初めてのイベントが開かれました。
参加した小学生
「Who is your hero?(あなたが尊敬する人は?)」
「My hero is my mother. (私の尊敬する人は母です)」
広島市東区の教育センターに完成したのは、「イングリッシュルーム」です。広島市立舟入高校(広島・中区)の国際コミュニケーションコースの生徒が、小学生に近い目線で英語を楽しく学べるゲームや掲示物を考案しました。
初のイベントには広島市東区の牛田新町小学校の児童およそ40人が参加しました。
参加した小学生
「8 divided by 4 equals?(8÷4=?)」「2!」「Nice!」
「I want sandwich and juice.(私はサンドイッチとジュースがほしいです)」
児童たちは英語を使った算数やファストフード店での買い物、マジックボックスの中身を当てるゲームなどを楽しみました。
広島市立牛田新町小学校 6年 望月木陽 さん
「楽しみながら一緒に英語も学べるから、もっとたくさん話せるようになりそう」
竹内新汰 さん
「(将来)英語を使って日本の平和を外国人に伝えたい」
高校生たちはインターナショナルスクールを視察するなどしておよそ3か月かけて内容を考えました。
広島市立舟入高校 2年 倉本愛子 さん
「英語は楽しいということを身をもってわかるものを作るようにがんばりました。ほかの小学生もこの部屋に来て英語を楽しく学べたらうれしい」
イングリッシュルームは今後、教員が英語を学ぶ教室づくりの参考にするほか、授業などにも活用されるということです。
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