トラフグを養殖し、販売・加工までを行う熊本市の『ふく成』。そこへ週1回のペースで通う女の子がいます。
小学5年生の田平風鈴(たびら かりん)さん(10)。風鈴さんは、自分で釣った魚をさばいて食べるほどの魚好き。
今回なぜ“ふぐ処理師”試験に挑戦したのでしょうか?
田平風鈴さん「テレビで小学6年生が捌いていたのを見て、やりたいと思って始めました」
熊本県の「ふぐ処理師」資格には年齢制限があるのですが、フグの本場・山口県では年齢制限がなく、去年、小学6年生の男の子が最年少で合格しています。
それを知った風鈴さんは『ふく成』に弟子入りし、約半年間練習に励んだのです。
ーー捌くのは簡単なんですか?
ふく成 平尾優 代表「とても難しいです。フグを捌くのに高度な技術を要しますし、もちろん知識も必要になってくる。大人でもなかなか合格できない試験、10歳の子がチャレンジするのはとても素晴らしいなと」
試験では、毒のある部位と食べられる部位を正確に分別できるのが審査されます。
試験を終えた風鈴さん、結果は…?
見事合格!!
“史上最年少”のふぐ処理師が誕生しました。
風鈴さん「合格できて、とってもうれしいです。家族で食べたいです。つりでいろんな魚をつって、
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