搾りレモンで旨味アップの塩つけ麺と特製醤油ラーメンの店

フレッシュな情報をどこよりも早くお届けする「シン・アオモリ」。今回は2024年6月、青森市にオープンしたラーメン店　麺処こし田。東京で修業した味を青森で広めたいという店主が作る一杯は、スープも麺も全て自家製のこだわりラーメン。ライスボールの実土里さんがリポートします。

やって来たのは青森市にある麺処こし田。すっきりとスタイリッシュな店内にはおしゃれな家具が並び、まるでカフェに来たかのような空間が広がっています。

最大の特徴は店舗の奥にある待合スペース。待ち時間を気持ちよく過ごしてほしいという店主の優しさが感じられます。

実土里さん「どうしてラーメン店をやろうって思ったんですか」

麺処こし田　店主　越田直樹さん「小さい頃からラーメンが好きで、食べ歩いてるうちにラーメンを作りたいってなりまして」

東京の有名店で修業を積んだ越田さんは、東京で食べた味を青森でも広げたいと念願のお店をオープンさせました。

麺処こし田店主越田直樹さん「提供しているものは全部手作り、自家製です。チャーシューも、タレも、メンマも、麺もですね」

豚や鶏、煮干しやサバ、そしてハマグリにアサリなど、素材のうま味を11時間かけじっくり引き出した自慢のスープ。肉の脂身まで美味しいチャーシューは自家製タレの甘さと香ばしさが絶品です。

そんな麺処こし田のオススメが「特製醤油」（1,350円）

すっきり透き通る黄金スープに、自家製麺やチャーシューがのった一杯です。実土里さん、スープからいただきます。

実土里さん「海の恵みも、豚とか鶏とかの旨みも、山の旨みも全部がギュギュっと詰まっていて…なんか、We Are The Worldっていう感じ…。みんなにありがとうって言いたいスープ！」

続いて自家製チャーシューをいただきます。

実土里さん「吊るし焼きとタレで煮る２つの工程が豊かな旨味を引き出す、二段ベッドみたいな、ほんとに贅沢な一品ですね」

おいしさに感動し、箸がとまらない実土里さんでした。

続いては、麺処こし田の新メニューです。黄金色に光るスープに、キラキラと輝く麺が特徴の「塩つけ」（1,000円）です。

自家製の麺を冷たい流水でしっかりと締めたら、昆布の旨味を凝縮させた昆布水で麺全体をコーティング。鶏油に3種類の天然塩がベースになっている塩だれで作る特製のつけダレ。お客さんの要望で６月末から提供している新メニューです。

実土里さん「どうして塩つけ麺を作ろうと思ったんですか」

麺処こし田店主越田直樹さん
「青森で塩つけ麺ってあまりないと思うので広めたいと思いました」

初めて食べる塩つけ麺、果たしてそのお味は？

実土里さん「このつけダレ美味しい！いろんな食材たちが、ほんとにいいバランスで麺を受け止めている！」

つけダレにつけても美味しいのですが、他にも、麺のみをそのまま食べたり、麺に塩をかけて食べたり、レモンをかけて食べたり…と様々な食べ方が楽しめます。

実土里さん、麺だけで食べてみます。

実土里さん「麺にしっかり味がついている！シンプルな味なんだけど、だからこそ素材の味が引き立っていて、座禅みたいな感じですね」

驚きと感動があふれる塩つけ麺に、実土里さんの不思議コメントも炸裂！
店主の愛があふれる麵処こし田の自家製こだわりラーメン。一度食べてみてはいかがでしょうか？