よさこい祭りまで一週間です。2024年の前夜祭に初めて登場する幼稚園児たちが、第一回の祭りでのみ披露された“原点”のよさこい鳴子踊りを一生懸命、練習しています。

高知市のみさと幼稚園です。三里地区が、よさこい節を作詞、作曲した武政英策(たけまさ・えいさく)さんのゆかりの地ということから、2024年、初めて前夜祭で踊ることになりました。

まずは、「よさこい鳴子踊り」を継承しようと活動している上村優実(うえむら・ゆうみ)さんから、“原点”となる踊りに周りの人を思いやる気持ちが込められていることなどを学びました。

(よさこい文化協会 上村優実さん)
「高知のよさこい祭りは、“自分が大変な時でも他者の心の健康を願う”ために生まれた祭りだと思っております。そんな原点のよさこいを通して先人たちの思いを伝承しようと活動しております」

園庭に出てからは、本番さながらの通し練習です。前夜祭に向けて一週間ほど前から練習を行っていて、鳴子を持っての練習は2日が初めてです。

園庭には子どもたちの元気な声と鳴子の音色が響き、高知の夏らしい光景が広がっていました。

Q.どんなところをがんばった?
(園児)
「こうした!」

(園児)
「みんなで一緒に踊れて嬉しかった」

(園児)
「元気に踊ってがんばって踊ったら力がでるろ。これでみんなが元気になる!」

前夜祭まで、一週間。園児たちはこれからも練習を重ね、様々な人がつないできた「よさこい鳴子踊り」を元気いっぱい踊ります。

(園児)
「ニコニコがんばるぞ~!」

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