ミャンマーで飼育されていたアジアゾウ4頭が30日、新たな住まいとなる福岡市動物園に到着した。福岡市は同国のヤンゴン市と姉妹都市で、交流の一環として受け入れた。同園は「4頭とも体調は良好」としている。今秋中に一般公開する。園は2017年からゾウ不在となっており、誘客効果を期待する。
来日したのは雄1頭、雌3頭。ゾウはヤンゴンの空港から貨物機のチャーター便で輸送され、30日午前、北九州空港に到着。空港からトラックで園まで運ばれ、同日午後7時ごろ、搬入が完了した。
在日ミャンマー人有志は今年6月、同国で軍事政権による市民弾圧が続いていることから、受け入れ反対の声明を市に提出した。
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