4月13日に行われた日本トップレベルの陸上大会に、初出場で快走した熊本県関係選手がいます。
肥後銀行に加わったケニア出身のランナーです。熊本での生活に密着しました。
吉田明央アナウンサー「Welcome to 熊本」
肥後銀行 ダイアナ・チェロティッチ選手(18)「Thank you」
2011年の創部以降、初めて肥後銀行女子駅伝部に、アフリカ・ケニア出身の選手が加わりました。
ダイアナ・チェロティッチ選手です。
去年(2023年)12月。チームのエースランナーがケニアで合宿を行った際に練習パートナーを務めたことが縁で、肥後銀行所属が決まりました。
高校を卒業したばかりの18歳。ケニアでは20歳以下の代表選手と、実力は折り紙付きです。
コーチの掛け声「ダイアナ!アップアップ!」
来日2日後には、早速、日本国内のトップクラスが集うレースに出場し、力を残した状態で3位入賞。表彰台で笑顔を見せました。
チームメート達とハイタッチ「イェイ♪」
肥後銀行 小出優希コーチ「Very cool」(かっこよかったよ)
ダイアナ「Next time,I’m number1!」(次は “イチバン1番”)
え?肝心なことを知らなかったの!?
初めて外国籍選手が加わった肥後銀行。急ピッチで支援体制を整えます。
鍋田先生「お任せ(ボタン)なの?そうですそうですそうです。Good job」
この日は、外国人のサポートに長けた語学教師の鍋田(なべた)さゆりさんが、日本語や日本の生活様式を教えていきます。
鍋田先生「In kumamoto、you can also drink,this water too.You don’t have to buy all the time」(熊本の水道水は飲めることを説明)
と、ここで、ダイアナ選手が最も肝心なことを知らないことが発覚!
鍋田先生「Do you know “EKIDEN”?」(「駅伝」は知ってる?)
ダイアナ「I don’t know.EKIDEN??」(知らない。EKIDEN??)
日本の実業団が最も力を入れる「駅伝」。
その戦力として大きな期待がかかるダイアナ選手には、駅伝について、十分に理解してもらう必要があります。
もちろん、「日本語」としても覚えます。
鍋田先生「駅伝」
ダイアナ「EKIDEN」
鍋田先生「襷(タスキ)」
ダイアナ「TASUKI」
去年、逃した全日本実業団女子駅伝=クイーンズ駅伝の出場権を取り戻すため、ダイアナ選手が熊本で走り始めました!
チームメート「ここ、熊本」
ダイアナ「kumamoto」
チームメート「これは?」
ダイアナ「kumamon」
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