熊本市電で使われた部品があす(4月23日)から販売されます。

電車や電停で使われた懐かしい品々が出品されます。

8月1日に100周年を迎える熊本市電。あすはその100日前で、役割を終え、倉庫に眠っていた部品を自宅で楽しんでもらおうと初めて販売を企画しました。

あす発売するのは、かつて使われた「電車・バス共通カード」を車内で読み取るカードリーダーや、2011年まで使われた水道町(すいどうちょう)と書かれた電停の看板、車内で多くの人の体を支えたつり革など13種類です。

上岡梨紗アナウンサー「次は慶徳校前慶徳校前。こちらは1976年から車掌が目的地を知らせるために使っていたものです」

中には、1997年に熊本市電が日本で初めて導入した超低床電車の速度制御器も。

配線が何本も入り組んでいる機械の裏側も見られて、実際にレバーを引くこともできます。

熊本市交通局総務課 吉岡秀一課長「かつて使っていた部品で貴重な物なので、ぜひ大事に保管して鑑賞してもらえれば」

売り上げは、交通局の運用資金などに充てるということです。

販売はあす(4月23日)午前9時から、熊本市交通局のオンラインストアで行います。

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