動物園の飼育員の仕事を体験するイベントが高知県高知市で開かれました。参加した子どもたちは普段入れない園の裏側も案内してもらい、動物への関心が高まったようです。
わんぱーくこうちアニマルランドでは、飼育員の仕事を体験するイベントを30年ほど前から開いています。
子どもたちが体験するのは、動物たちのエサづくりです。こちらのグループは、ツキノワグマの“キノ″ちゃんが消化しやすいように、蒸したサツマイモや、リンゴ、オレンジなどをひとくちサイズに切っていきました。
切り終わったエサは、キノちゃんが奥で待機している間に、子どもたちが檻の中に。
さっそくおもちゃの中にあるエサを見つけたキノちゃん!子どもたちはキノちゃんが見せるさまざまな動きや様子を、夢中になって眺めたり、絵に描いたりしていました。
(参加者)
「ツキノワグマが食べているところ。たまに手をついて、ちょっとこっち見たところ。人間に似ているなと思った」
また、ケガをした動物などを保護するための病院など、園の裏側を案内してもらいながら、動物の生態や特徴についても学びました。
(参加者)
「久しぶりに来たけど、いつも行けない、不思議ないろんな体験ができてよかった。夏休みの自由研究でもやってみたいなと思う」
飼育員の仕事を通して、動物への関心が高まった子どもたち。夏休みの思い出の1ページになったようです。
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