猛暑が続く中、夏の疲れを吹き飛ばす大分の食に注目。今が旬のアユ料理と、竹田市特産のトマトを使った珍しい麺料理を紹介します。

三隈川沿いに7月1日に開設された日田市の「やなば茶屋」。厳しい暑さの中、旬を迎えたアユを炭火でこんがり焼く光景は水郷日田の夏の風物詩です。

やなば茶屋 矢幡光明専務:
「天然のコケを食べているアユだからまったく味わいが違います。脂の乗りがよくて最高です」

茶屋で提供している「やな御膳」(3300円)は、アユの塩焼きや刺身、炊き込みご飯などアユづくしの贅沢な定食です。

「やな御膳」

アユは地元で養殖されたものを使用。広い池に少量を飼っているため、天然のコケで育ちます。そのため香りがよく、期間中、何度も訪れる人もいるそうです。

客「身が柔らかいでしょ。外の皮がこんがり焼けているから香りもいいし、口触りもいいですね」「とってもふっくらしていておいしいです。夏って感じがして旬の味わいという感じです」

一方、竹田市荻町にある「荻の里温泉」では、館内のレストランで提供されている地元特産のトマト料理が人気です。夏バテで食欲が減退する時期ですが、トマトはあっさりと食べやすく、栄養も豊富なので、訪れた人に喜ばれています。

なかでも珍しいメニューが、味噌ベースのスープに輪切りのトマトとチャーシューを載せた温かい「とまとラーメン」(700円)です。

とまとラーメン

荻の里温泉 菅八郎代表取締役:
「荻のトマトは時期的に今ちょうどいいので、さっぱりとコクがあっておいしいと思います」

荻トマトオムライス

また、たっぷりのトマトソースがかかったオムライス(880円)もあります。

荻の里温泉 菅八郎代表取締役:
「是非おいしい荻の夏のトマトを召し上がってもらい、夏バテ知らずの体にしてもらいたいと思います」

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