水田を利用して栽培する「菊池水田ごぼう」の収穫が最盛期を迎えています。

熊本県菊池市にある川口晃範(かわぐち あきのり)さんの水田ではまっすぐに伸びたごぼうが専用の機械で次々と引き抜かれています。

このゴボウは米栽培の裏作としてJA菊池が1970年代から栽培をスタート。通常のごぼうより皮が白く、筋が柔らかいのが特徴です。

JA菊池ゴボウ部会では出荷の際に流水にさらしてあく抜きをしているため、料理の際に手間がなくなると消費者からも好評だということです。

品質の評価も高く、2019年には国の地理的表示(GI)を取得しています。

※「地理的表示保護制度」=地域の特使絵に基づいた特産品の名称を知的財産として登録・保護する制度

今年(2024年)は暖冬と適度な雨で、例年よりも太いゴボウが多いそうです。

5月中旬までが収穫の最盛期で、関東や関西など全国に向けて約700トンの出荷を見込んでいます。

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