国のレッドリストで絶滅危惧II類に指定されているエヒメアヤメ…。広島県三原市の自生地では、ことしもかれんな花を咲かせています。

三原市沼田西町の自生地です。ここに生えているエヒメアヤメは、国の天然記念物に指定されています。

普段は非公開ですが、薄紫色をしたかれんな花が咲く4月には一般に公開しています。

地元の沼田西小学校の児童たちが自生地で観察を行いました。

児童
「花が何枚かな」「何枚か数えて」「1、2、3、4、5、6…、6枚」

エヒメアヤメはアヤメ科で最も地表からの背丈が小さく、10センチから20センチくらいです。およそ600株ありますが、いま咲いているのは80株程度。地元の保存会などによりますと、今週末から見頃になるということです。

児童
「エヒメアヤメを大事にして、もっと数を増やしていきたいです」

一般公開は4月21日まで行われています。

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