みんな大好き、ギョーザ!この春、熊本市の中心市街地に続々オープンしたギョーザ店を紹介。

お店のこだわりや味の決め手を取材しました。

大阪からやってきた人気店!

ギョーザ好きが集まりにぎわっていたのは『肉汁製作所 餃子のかっちゃん』。本店の大阪を中心に20店舗以上全国展開する人気急上昇の居酒屋です。

熊本店は3月8日、熊本市中央区下通の銀座通り(ぎんざどおり)にオープンしました。

「みんなギョーザが好きなので、ギョーザ食べにきました」

「ギョーザが大好き過ぎて、幹事の人に『ギョーザでお願いします』と頼んで、ギョーザになりました」

「「「かんぱい!」」」

色々なメニューを楽しめますが…看板メニューはもちろんギョーザ!

多いときで1日に1000個の注文が入ります。

「めっちゃジューシー キャベツがいっぱい入っているかな?」
「シャキシャキ」
「にんにくが結構効いています」

具材のメインは、豚ひき肉とシャキシャキのキャベツ。他に使っている調味料や具材の比率は企業秘密ですが、ニンニクのあり・なしは選ぶことができます。

3種類あるタレで味比べをしながらいただくのが、かっちゃん流!

さらに、餃子の種類は揚げギョーザや、水ギョーザ、女性客に人気の高いチーズソース味の焼き餃子などの変わり種を含めて全部で8種類あります。

なかでも一番人気は「ネギ塩餃子」!

注文したお客さんの感想は?
「ネギ合う!」
「ネギうまいです!」

青ネギ、白髪ネギ、大葉に自家製塩ダレをたっぷりのせた逸品です。

一口でガブリ!そしてこの表情

「肉汁がブワ~ッと来た後にネギ塩の旨い風味がシュワッと抜ける!これ良いですよ!素晴らしいです!」

ギョーザ好きたちをうならせる絶品メニュー。

新規オープンの注目店は他にも!

オシャレな店内でいただく“母の味”

3月9日、シャワー通りに店を構えたのが『ギョーザLabツキトハナ』(熊本市中央区新市街)です。

店内は薄明かりに照らされ、落ち着いた雰囲気が漂います。

そんなオシャレな場所でいただくギョーザは、皮と具の厚みをあえて薄めに作った食べやすいサイズ。

オーナーの服部さんは、ギョーザ店とは別の一面も持っているようで?

オーナー 服部雅一さん「フランス料理やイタリア料理のお店をしている」

実は、服部さんは他にもイタリア料理店やスイーツ店など、いくつもの料理店を手がける敏腕経営者。ではいったいなぜ、ギョーザの店を始めたのでしょうか?

服部さん「私がギョーザ屋の息子で、(将来 親が)店を閉める時は一緒に働けたらなと考えて店を出しました」

なんと服部さんの母は、熊本市役所界隈にある老舗ギョーザ店の店主。

せっかくなので、お母さんにも取材オファーをしたのですが、ここ数年は取材を受けていないそうで・・・残念ながら取材NG。

服部さん「“頑固ババア”みたいな母親だが、地道にコツコツとやっている姿をみて、本当に尊敬できる母親」

尊敬する母の味を見よう見まねで作ったのが、この店のギョーザなんです。

「母の味」守りつつ “新しいギョーザ”への探求心

具材に使うのはニラと豚肉。ほかの調味料などは母親の手伝いをしながら学び、レシピを完成させました。

服部さん「色々と試してはみたんですけれど、子供の頃から食べていたのがこのギョーザだったので、最終的にはここに辿りついた」

ーーお母様は服部さんのギョーザを食べた?
服部さん「ないです。美味しいと言わせたいです」

母の背中を追う一方で、 「餃子ラボ」(=研究所)とうたう店を構えた服部さんはあらゆる料理経験を生かしたギョーザ作りにも余念がありません!

服部さん「みなさんが大好きなギョーザを“新しい感覚”で食べてもらいたい。『なんでも包め』と思っています」

そのひとつが、「エビとアボカドの餃子」!

服部さん「エビが1尾入っていて、(エビの)プリプリ感とアボカドの組み合わせで“新しいギョーザ”」

エビの旨味にアボカドのクリーミーさが合わさるクセになる逸品です。

そしてこの時、試作中だったのが「餃子のミネストローネ」。

試作品の出来ばえは…?

服部さん「うまい!メニューにしましょう!」

近日中にメニューへ加わります。

熊本にこの春誕生した、ギョーザの専門店。
店主たちの熱い思いがある限り、熊本のブームに終わりはありません。

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