およそ500品種が一斉に咲き誇る国内最大級のユリの展示会が高知県高知市の農園で始まりました。

国内で育てられているユリのほぼすべての品種を取り扱っている高知市の中村農園では、毎年6月に大規模なユリの展示会を開いています。

会場には今回初登場の55品種を始め、色とりどりのユリが並んでいます。ここ数 年は花粉を出さない品種や、本来6枚の花びらを20から30枚に増やした「八重咲き」の品種がトレンド。さまざまな品種のユリを展示会に合わせて一斉に開花させるのは、農園ならではの技術が必要だということです。

(中村農園 中村光輝 常務取締役)
「約500種類、1万本のユリを栽培、展示していますので、いろいろな品種があるユリを見ていただけたらと思っています」

会場には本物のユリの花でできたドレスを体験できるスペースや、高さ3メートルの「ユリタワー」などフォトスポットもあります。

一般公開は22日土曜日の午前10時からですが、会場近くに駐車場がないため、中村農園は若宮八幡宮鎮守の森公園にある無料駐車場からのシャトルバスを利用するよう呼びかけています。

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