広島市中心部の街づくりに取り組む団体が、紙屋町などの繁華街を通る「相生通り」の将来像を広島市長に提案しました。
提言したのは、官民連携の街づくり団体「カミハチキテル」です。広島市中心部で人の流れの滞在性・回遊性を高めて購買を増やそうと、紙屋町と八丁堀を結ぶ相生通りの将来像を提案しました。
一般の車両を制限してバスや路面電車・タクシーのみの通行とし、空いたスペースを公園など市民の憩いの場にしようというものです。
公共交通機関の通行に限定する「トランジットモール」と、歩行者が集える公園「パーク」を組み合わせて「トランジットパーク」と名付けました。
エリアプラットフォーム・カミハチキテル 若狭利康 代表
「車中心から人中心の都心づくりを。道路をいじるので民間だけでできる仕事ではない。ぜひ広島市と一緒に都心全体の交通体型の見直しなどをやらないといけない」
「カミハチキテル」によりますと2030年代後半の実現を目指していて、松井市長からは「議論を継続したい」と前向きな回答があったということです。
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